初心者ライダー 二輪免許取得の前に 3つの心得

MotorCycle


こんにちは。
私は40半ばになってから普通二輪免許を取得しました。若いころとくらべて体力が落ちてきたなかでいろいろと苦労もありました。
バイクの免許を取得してバイクにまたがりツーリングにでかけると、苦労してもバイクの免許を取得してよかったと本当に思いました。
行った事のない初めての場所、見たことのない景色を見る事ができました。
この感動をみなさんにもぜひ味わってもらえたらと思います。
バイクは乗りたいけど・・・と迷っている人の背中を押せたらうれしいです。

この記事はこんな方におすすめ

・普通二輪免許の取得を考えている
・すでに普通自動車免許などを持っている(学科教習は不要の方)
・一発試験や合宿免許ではなく通いで教習を受ける

入校のタイミング

思いたった時が絶好のタイミングであることは間違いないです。
「行く!」と決めたらすぐに入校手続き申し込みにいきましょう。

通学での普通二輪免許取得には20万円程度かかります。このコストをどのように捻出するかもきちんと考えましょう。分割払いなども利用できますが、バイクの乗り出しには他のコストも発生します。

せめて免許取得費用は用意する方が良いと思います。

暑い? 寒い?

思い立ったらすぐ!!とは言ってみたものの…可能であれば季節は考慮したいものです。私のおすすめは4~6月または9~11月ころです。
私の場合は9月下旬に入校し10月下旬に免許取得しましたので4~6月についてはイメージです。
気候が良いのに越したことはありません。これは地域によっても違うとは思いますが、
バイクは車と違い室内ではありませんので、外気に直接触れる乗り物です。
これがバイクの醍醐味でもあり、暑さ・寒さを感じて楽しむことができます。
ですが教習所ではあくまでも「免許を取得」するのが目的です。
実際私も教習の時暑くて大変な日が何回かありました。
良い環境で講習をうけ技術を習得するのに集中できた方が良いと思います。

真夏の暑い日の教習を受けたとします。バイクはエンジンが体のすぐ近くにあります。ほとんどの教習者が乗る教習車はエンジンがむき出しになっているカウルがないものだと思います。
エンジンをかけて炎天下の中2コマの教習をバイクに乗っているとエンジンの熱が容赦なく体力を奪うことは間違いないでしょう。朦朧とした意識の中で認定されず再教習になるリスクは減らした方が良いと思います。

真冬の教習はどうでしょう。なれない半クラッチを寒さでかじかんだ手で操作しなくてはなりませんし、エンジンの熱はあるものの走り続ける事で風を全身で受け止め続けなければならず寒さはかなりのものです。
今は「電熱インナー」や「電熱グローブ」といった優れた商品もありますし購入して教習を受けるという選択もありますが、ただでさえ教習にコストがかかっているのにさらに購入できる人も多くないと思います。グリップヒーターという温かくなるバイクのハンドルもありますが教習車に装備されているのはほとんど無いように思います。

気候が良い時に教習に通えるならタイミングを見計らうのが良いと思います。

2~3月は高校生が卒業前に免許取得に来たり、夏休みは学生が多かったりするので、教習の予約が取りにくいという事もあるようです。
教習所の立地や規模、特色を見極めて選ぶのがポイント。
地方ですと最寄りの教習所しかなく選ぶこともできないので、タイミングはより重要になると思います。

予習

普通自動車免許原付免許をすでに持っている方で50ccのMT車を運転した事があれば、バイク操作のイメージはつかめているかと思います。
ですが、全くバイクに触れてこなかったという人も少なくないと思います。
私は高校卒業後すぐに原付免許を取得しましたが、ずっと50ccのスクーターに乗っていたのでギアチェンジやクラッチ操作はほとんど経験がありませんでした。仕事でHONDAスーパーカブに乗ることはありましたが、足でのギアチェンジ操作はあるもののクラッチ操作は必要ありませんでしたので、初めての教習で運転する時はとても緊張しました。
思い切って操作すると意外とすんなりできてしまったので、自分でもビックリしたくらいです。
教本をもらったら全体にざっくり目を通して、イメージトレーニングをした方が良いと思います。
スムースに教習をこなしできる限りストレスを少なく、みきわめをパスしバイクを楽しみましょう。

くじけそうになったら

初心者ですから、そうそう簡単にすべてをこなせる人は稀だと思います。
苦手な教習はだれでも一つ二つあるはずです。教官も優しい人ばかりではありません。
普通自動車免許とは違い行動での路上教習はありませんので、免許を取得したらいきなり公道デビューです。初心者でも安全に運転できるように教官も多少厳しい言い方をしているんだと思います。人間ですからイラっとすることもあるでしょう。
私も一本橋で何度やってもわたり切れませんでした。逆にスラロームやS字などはそれほど苦になりませんでした。全部苦手という人もいるかと思いますがあきらめずに頑張ってほしいと思います。運転操作は何度もやっているうちに必ず慣れてきます。たとえ見極めにパスしなくても何度もチャレンジすればかならず上手になります。
自分を信じてください。
それでもくじけそうになったら、ほしいバイクをインターネットで検索したり、動画をみたりして楽しいイメージを持つことをおすすめします。初心者の動画もたくさんありますので自分だけじゃないんだと安心できますよ。

私が参考にしたもの
「バイク初心者サポートラボ」(ブログ)
このサイトは教官と同じ…いやそれ以上といっても良いくらい頼りになるかも。
操作のコツを分かりやすく伝えてくれています。

「二宮祥平ホワイトベース」(Youtube)
バイクの中古屋さんのyoutubeチャンネルですが、「引き起こし」とか「半クラッチ」を動画で取り上げてくれています。
教習期間中に見ていたライダーも多いと思います。中古車情報も免許取得へのモチベーションになるかも。店主の方のキャラクターや意見は賛否両輪あるようですが…

最後に

普通二輪免許ということでタイヤが2本しかありません。倒れてしまう乗り物です。
「危険な乗り物」という認識は持っていた方が良いと先輩ライダーが言っていました。
普通二輪免許を取得するということは安全に運転できる技術を身に着ける第一歩です。
私も免許を取得するときには家族に反対されましたが説得しました。
今はとても楽しくバイクライフを過ごしています。インターネットにはバイクの動画がたくさんあります。免許取得のきっかになったり、ワクワクしたりすつステキな動画もありますが、なかにはちょっと心配になる動画もあります。
早く走れなくてもいつかバイクを降りる時まで生きているのが良いライダーと何度も聞きました。
どうかみなさんの家族を悲しませないように、安全運転でステキなバイクライフを過ごしていけるよう祈っています。
私もバイクに乗ってワクワクする気持ちを大切にしていけたらと思います。

この記事を書いた人
いさまる

バイクのこと、ブログ初心者からのステップアップや神社巡り・地元の観光やサービス業・ライフスタイルに役に立つ情報を発信していきます。

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