こんにちは、私はリゾートホテルで働いています。
せっかくの旅行なのに予約サイトの選び方や使い方で「もっとこうしたら良いのに・・・」と思うことがあります。
インターネットで検索するといろいろな予約サイトがあります。
今回は「じゃらんnet」を使った予約の方法です。初めて予約サイトを使う、どの予約サイトを選んだらいいのかわからないそんな時はこの記事を参考にしてください。
直前割引とは
直前割引とは宿泊日が近い日程は価格を下げて販売するという商品です。
食料品での賞味期限が近い商品は安く販売されているのと同じです。
ホテルの客室はその日限りで販売しないと2度とその日のその部屋は販売する事ができません。「昨日の部屋」は今日うる事ができませんし、「明日の部屋」ももちろん販売できません。
ですが日にちが近くなっても予約数が増えない日程があります。
宿泊施設側からすると空室にして売上0円より通常価格より安くしてでも売上があがる方が良いのです。
「直前割引」という理由が明確なので通常の価格への影響も少なくなります。
利用する側からすると「直前割引」という商品で同じ部屋・同じサービスでもお得に宿泊できます。
検索の方法
検索の方法は簡単 検索窓に「直前割引」と入力するだけで多くの宿泊施設が表示されます。
じゃらんnetの「宿名・キーワードから探す」の検索窓には例として「直前割 東京」とあらかじめ表示されてます。
試しに同じように入力して検索してみると200件近くの宿泊施設が表示されました。
多くの宿泊施設が「直前割引」をしていることがわかります。
料金設定のイメージ
料金設定の例を見てみます。
平日は最低価格の料金設定。
金曜日は少し価格が上がっています。
土曜日はさらに値段が上がっています。
3連休にからむ日程は平日の3倍になっています。
翌月なると
同じ施設の同じプランでも
翌月は直前割引にはなっていなうようです。
平日・土日とも先月(直前)の最低価格よりも高い設定です。
料金の下にある〇印は空室状況なので空室も十分ありそうです。
価格が下がるまで待つことができそうです。
※空室状況の表示
「○」:残室数余裕あり
「1 ~9」:残室数
「×」:満室
「-」:部屋提供なし
直前割引を利用する時の注意点
最低価格が表示される
検索をして宿泊施設の一覧で表示される 〇,〇〇〇円という価格は一番安い料金になります。なので実際に希望の日を予約しようとすると価格が少し違う場合があります。
宿泊施設ではダイナミックプライシング(消費者の需要と供給に応じて価格を変動させる)を採用していることが多いので人気の度合によって価格が変わります。場合によっては自分が予約した後さらに安くなるという可能性もあります。
予約後に料金が下がっていた場合、キャンセル料が発生しない日にちであれば、1度取消してから再度安い料金で予約をし直しすればOK。
キャンセル料が発生してしまう場合は宿泊施設にメールや電話で連絡して予約を取り直すのでキャンセル料なしで取消が可能か相談してみましょう。(支払い条件付きで販売している場合など無料キャンセルが対応できるかは施設ごとに異なります)
条件がついている
客室は同じですが、条件がついている場合があります。
・チェックイン時間が限定
・支払い条件がクレジットカードの事前決済のみで取消の場合は返金ができない
・食事条件が限定されている(夕食や朝食がつかない等)
・当日限定・日にち限定
など
条件が当てはまらない場合は価格と条件のどちらを優先するのかよく検討して予約してください。
満室になってしまう・キャンセル料がかかる
直前割引の場合は宿泊日までの日程が近いので販売している客室数が少ない場合があります。あらかじめ日程は決まっているが直前割りの販売を期待したり、ギリギリまで迷ったりしているうちに予約できなくなってしまうという事もあります。
とはいえ直前の場合には急いで予約したが予定が変わった時にキャンセル料が発生してしまうので、お得に利用としてかえって損をしてしまいかねないのでくれぐれも予定が確定してからの予約してください。
まとめ
直前割引は条件がついている代わりに費用をおさえて利用できる宿泊商品です。
条件や予約するタイミングに注意して予約前に満室、予定が変更になりキャンセル料の支払いにならないようにしてください。
上手に活用すればお得に宿泊できて余った予算を他の旅行費用にまわすことができます。
宿泊がきまったら希望のエリアで「直前割引」で検索してみてください。
それではよい旅を
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