こんにちは、私はリゾートホテルで働いています。お客様を受け入れる時、せっかくの旅行なのに予約サイトの選び方や使い方で「もっとこうしたら良いのに・・・」と思うことがあります。普段は予約を受け付ける側から見た予約のポイントについてお伝えします。
この記事ではお部屋のタイプ選びで洋室を予約する時のポイントがわかります。
シングルルーム
シングルベッドが１台入った１人用の部屋ですので 一人旅やグループ旅行でも夜は一人1部屋で休みたいという場合はシングルルームを選びます。
リゾートホテルや旅館にはシングルルームは全くなかったり、あっても数が少なかったりします。希望通りのシングルルームが用意できない時はツインルーム・トリプルルームへの変更や施設を変更するなどする事になります。
シングルルームに空室がない場合は2名用の部屋を1人で宿泊する「シングルユース」で利用する事になります。人ｋの日にちの場合はシングルユースは断られる可能性が高いです。
ホテルは定員で宿泊してもらった方が売上が上がるので、人気の日程では2名宿泊してもらいたいからです。2名分の料金を支払えば宿泊できることもありますが、2名分支払うといっても予約を受け付けてもらえない場合があります。
ダブルルーム
ダブルベッドまたはキングサイズベッドが1台入った部屋です。
シングルでゆっくり休みたい、カップルや夫婦での宿泊でベッドは1台でＯＫならダブルルームがオススメです。
ツインルーム
シングルベッドが2台、またはダブルベッドが2台入っている部屋です。
ホテルでは一番多いお部屋のタイプです。エキストラベッドを用意してトリプルルームとして利用できる場合もありますが、消防法や客室のスペースの問題でエキストラベッドを用意できない場合があります。宿泊施設によって異なりますので確認しましょう。
予約検索画面で2名1室で検索すると空室があるのに３名1室で検索すると空室なしになる場合はトリプルで利用できる部屋の空室がないという事になります。
エキストラベッドについてよくある話
3名1室で宿泊したいけど友達同士でベッドに差がでるのは嫌だというお話しを良く伺います。3台とも同じベッドを用意している部屋に空室がなければエキストラベッドも選択肢のひとつに入れるほかありません。どうしても同じベッドを希望する場合は他の施設を探しましょう。
またエキストラベッドが用意できない(設定がない)ツインルームがあります。
「どうして用意できないの？他のホテルでは用意してくれたのに」と言われますが
無理にお願いしても用意できません。他の部屋を探しましょう。
カップル旅行 ハリウッドツインを聞いてみよう
シングルベッド２台を密着して並べるスタイルのツインルーム。※ヨーロッパでは「ジャーマンツイン（German Twin）」と呼ばれることもあるそうです。
カップルでダブルルームを希望していたが空室がない場合、ツインルームを予約して「ハリウッドツインにできますか？」「ベッド2台くっつけてもらえますか？」と聞いてみてください。快く受け付けてくれると思います。もしできない場合は別の部屋タイプを探してみましょう。当日宿泊して自分達でベッドを移動するのはくれぐれも控えましょう。
見えない配線を傷めて照明やテレビが消えたり、調度品を壊したりして後味の悪い宿泊になりかねません。
4名1室以上 和洋室など
和洋室のタイプでベッドルームと和室が一つになった部屋でベッドに2名と和室2名は布団を敷いてお休みするという部屋だったり、エキストラベッドを2台用意したりすることになります。ファミリーで大人2名と子供2名という利用の場合はこのタイプを選ぶ事になります。エキストラベッドなどの条件はあらかじめ確認してチェックインしてからがっかり・・・という事にならないようにしましょう。
お子様が小さいなどどうしてもという理由がなければ2名1室×2部屋も検討してみてはいかがでしょうか、その場合近くの部屋、隣の部屋、同じフロアなど希望を伝えておくのも忘れずに。
まとめ
いつも行くお気に入りの施設ではなく、初めての施設を予約する時どうしてもゆずれない希望の条件がかなわなかった場合は他の部屋タイプや他の施設を探して見るのがミスマッチを減らして快適な旅にするコツです。
それでは思い出に残る旅になりますように
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